介護スキルアップのため派遣社員として働く人が急増中?

働き方で派遣を選ぶ理由は人それぞれ。私の周りでは「いろいろな介護施設を経験したいから」や「いろいろな介護のやり方を学びたいから」という人が増えています。皆さん勉強熱心で、本当に頭が下がります。実際に、いろいろな介護施設で働くことになる派遣は、どのようにスキルアップに繋がるのかを、私自身の実体験を踏まえてまとめたいと思います。

いろいろな介護施設が経験できることは介護のスキルアップになる

一言に「介護」といっても、その内容は様々です。例えば、排泄介助ひとつとっても私の経験上、全く同じやり方をしている介護施設は一つもありませんでした

私が一番やりやすく合理的だと思ったのは、タオルの切れ端のようなものを濡らし、さらにそれを温めて常備し、お尻拭きとして使っている介護施設です。使い捨てであり、濡れたタオルなので拭き取りもしやすく、衛生的にも使い勝手も良いと思いました。

一方で、同じタオルでも少し質の良いタオルを使い、業者が洗濯して繰り返し使っている介護施設もありました。ただ、この方法だと汚染したタオルを職員の判断で捨てられない事と、業者が回収するまで保管しておかなければいけない事が不衛生だと感じました。

あとは、市販のお尻拭きを使っている介護施設もありました。衛生的ではありますが、タオルほど使いやすくはなく、冷たいまま使用していたため利用者様は不快な表情でした。

このように、同じ排泄介助でも、それぞれの施設では異なったやり方でした。しかし、どこの介護施設にも共通している点は、「その介助方法を正しいやり方・最善の方法と思って行っていること」です。

派遣として様々な介護施設で様々なやり方を経験すると、疑問点や改善点が見えてきます。自分の知りうる介助方法の中で、どこのやり方が最善なのかを見出せるので、派遣という働き方は個人の介護スキルアップにつながると感じました。

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介護のスキルアップはやりがいにつながる

経験値による介護スキルアップは自然とやりがいにつながりました。私がそのことを実感した理由の一つは、「前の介護施設とここの介護施設でやり方が違うのはなぜだろう」と思い、そのたびに理由を尋ねたり調べたりしたことです。

こういったことを毎回繰り返してると、確実に自分の知識として身につき、バックボーンまできちんと理解することができました。

徐々に蓄えられた知識が自分の行う介護に対する自信につながり、現場でも頼れる存在となります。たくさんの経験を積んで、職場に貢献できることが多くなれば多くなるほど、仕事が楽しいと感じます。仕事が楽しいと感じることができれば、やりがいにつながると実感しました。

資格取得にも経験が生きてくる

介護福祉士やケアマネージャーの資格を取得するための勉強にも、色々な介護施設での経験、色々な利用者様との関わりが生きてくることになります。

教科書で得た知識よりも仕事の中で覚えた知識は忘れにくく、特に疾患名や症状の特徴などは、患者様と関われることで学ぶ機会が非常に多いです。

職場で知り合ったケアマネージャーの方は、「今までずっと居宅介護をしてきたから、次は施設介護を学びたいと」派遣スタッフに登録したそうです。実際に働くことで学ぶことは本当に価値があると思いますし、改めて教科書を開いてみると、これまで培ってきた知識の多さに気づくと思います。

派遣なら職歴を汚さず経験が積める

介護のスキルアップには様々な職場を経験することがおすすめと説明しましたが、これが正社員としてだったらどうでしょうか?

正社員が1年間に3つの職場を転々としていたら、すぐに辞める人という印象がついてしまいますよね。あとは、履歴書にも数ヶ月で退職と書かなければなりません。これでは、採用面接での評価が下がり、せっかくの高いスキルが無意味に…。

そこで派遣がおすすめです。派遣社員が1年に3つの職場を経験することは珍しくありませんし、職場が変わっても転職という形ではないので、職務経歴が汚れることはありませんよ

たくさんの職場を経験して介護のスキルアップを目指したいという方は、派遣社員として働くことが最善策と言えるでしょう。