介護の仕事は人間関係がしんどい?そんな人には派遣がおすすめ!

どんな仕事にも、悩みの種になるのは職場での人間関係ではないでしょうか。私はこれまで多くの介護施設で働きましたが、人間関係に問題が無い職場は、残念ながら一つもありませんでした。

ただでさえ、介護職は肉体的にも精神的にも消耗することの多い仕事です。それに加え、人間関係の悩みが重くのしかかってしまったら本当にしんどいですよね。

でも、せっかく介護という仕事を選んだのに、人間関係が原因で仕事を辞めてしまうのは本当にもったいないです。

そこでおすすめなのが介護派遣です!派遣という立場上、職場での人間関係は非常にシンプルなんです!

派遣なら必要最低限のコミュニケーションでOK

介護の仕事にコミュニケーション能力は必要不可欠。それでも派遣として働く場合は、必要最低限のコミュニケーションでOKなんです。

そもそも派遣は決められた期間の契約なので、早く一人前の仕事をこなす必要があります。そのため、早番のみ・夜勤のみなど、シフト固定の場合が多くなっています。

つまり、その施設の全シフトを把握しなくてもいいので、覚えることも少なく、誰かに教えてもらう時間も必然的に短くなります。現場の介護職員も派遣は経験豊富だと思っているため独り立ちも早いです。

さらに、委員会やチームに所属することもないので、事務作業がほとんどありません。事務作業がないということは、上下関係などに気を使う機会が減る大きな要素です。もちろん、社員さんと仲良く仕事をすることはできますが、期間限定の仕事仲間といった感覚であり、職場の人とは一線を置くことが可能です

派遣なら介護の仕事に集中できる

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派遣であれば、シフトに組まれた仕事以外の事務作業などはほとんど無いので、介護の仕事に集中できます。正社員であれば、仕事の隙間や休憩時間に書類作成などやらなければいけないことが多々ありますが、派遣は勤務中はその仕事に集中し、休憩時間はきっちりと休むことができます。

私の経験上、介護の仕事に集中できるという点が、心のゆとりを持てることに繋がり、一つ一つの仕事を丁寧にこなすことができると思います。心にゆとりがある分、利用者様はもちろん、介護職員との人間関係も良好に保つことができるのではないでしょうか。

派遣なら人間関係に深入りしないで済む

なぜか人数が集まる職場では、派閥というものが生まれるものです。また、新人教育の場面では必ずと言っていいほど面倒ないざこざが起きています。

しかし、派遣であれば中立の立場で愚痴を聞くことはあっても固定の誰かに深く関わることなく、常に一線を置くことができます。ちなみに、期間限定であることは現場でも周知されているので、自分が冷たい人間だとは思われないでしょう。

自ら積極的に仲を深めることもできますが、そういった目的がないのであればあえてドロドロした人間関係に頭を突っ込まず、遠くから優しく見守りましょう。

おかしな人がいても、やり過ごす事ができる

介護の現場には、本当に色々な人がいます。「どうしても自分とは考え方が合わない」「生理的に無理」など、どこに行っても必ず一人はそういった人間がいるものです。

しかし、派遣であれば「この先ずっとコイツと仕事をしなければいけない」「先輩だから良い関係を築かなければいけない」といったストレスは一切ありません。

そうなると不思議なことに、どんな人でも上手くやりすごす事ができるのです。無意識に広い心を持って接することができるんです。

私はよく「誰とでも上手く接するよね」と言われたりしますが、人間関係も自分の気の持ちかた次第だなと感じました。

人間関係が辛いなら転職もアリ

介護の仕事を辞めたいと思う理由は様々ですが、今回は人間関係について取り上げてみました。介護という仕事自体が嫌になってしまったのであればどうにもなりませんが、「職場の人間関係が上手くいかなくて」や「介護の方針が合わなくて」といった理由であれば、ぜひ派遣で働くという選択肢を考えてみて下さい。

これはいろんな人に言っていることですが、そこの職場が全てではありません!あなたという人材を欲しがっている介護施設や事業所は星の数ほどあります!

他の介護の現場を経験し、たくさんの人と出会うことで、仕事に対する視野が広がり、自分のやりたい介護が見つかるかもしれませんよ!

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